FC2ブログ

感動に貴賤なし

IMG_2501.jpg
※画像:Googleストリートビューより
知らぬが仏 そんな言葉があるじゃないですか

長野市内から国道406号をひたすら西進。 そして間もなくピークを迎えます。 サイクリングを楽しむには最適なコースです。 このルートはもう数え切れないほど走りました。 そしていつも大きな感動を得ることも無く、何度も何度も走りました。(実際にはそれなりに楽しみを持っていましたが^^)

このルートの本当の楽しみ方を知ったのは、サイクルスポーツ誌の峠越え記事を読んだ時でした。 しかし、その何年も前に、私はその記事とは逆走ルートでこの道を味わっていたのです。 

記事によれば、西進コース(長野市から白馬村に向かう)の方が、東進コース(白馬から長野)よりも何倍も感動が大きいと。 「なにぃ!?そんなことあるもんか!」・・・ 私は心の中でそう叫んでいました。 むむむ、悔しい! さほど厳しくもないダラダラ坂、距離こそ長いが・・・ 大したことない! そう言い聞かせるしかありませんでした^^

IMG_2506.jpg
※画像:Googleストリートビューより
知ってなお地獄 そんな言葉ってあるのでしょうか

白馬村起点の東進コース。 初めて走ったのは、まだまだ自転車初心者時代。 スタートからしばらくは、さほど厳しさもなく「ああ爽やか信州!」なんて感じで気楽な走り。 しかし徐々に勾配はキツさを増します。 途中の峰方スキー場辺りに差し掛かったところでは、もう歩こうかと思ったくらいです。

それでも何とかピークにたどり着き、それなりに感動・・・いや、大きな感動が味わえたじゃありませんか。 でも、例の「サイスポの記事」を読んでからは、やっぱり単なる地獄だったかな、なんて無粋な思い出に浸るだけでした^^; (それでも地獄は地獄で楽しいのが健全なサイクリストなんですけどね^^)

IMG_2500.jpg
※画像:Googleストリートビューより
我が道を振り返るがよし なかなかできない事なのです

このトンネルは、いわゆるサイスポお勧めの西進ルートから峠にたどり着いたところ。 う~む、なんとも無粋な眺め。まあ正式にはトンネルではなく洞門と呼ばれるタイプ。 東進ルートではピーク通過直後ですので、当然この姿を振り返ってまで確認することなんて無かったわけです。

なので初めて西進ルートでここへたどり着いた時の感想は、今でも「ダッセ!」と感じたのを覚えています。 まあどうでもイイ事ではありますが、建設業界に身を置いた者としてその造形に拘るのは、ある意味習性なのかもしれませんね^^

IMG_2503.jpg
※画像:Googleストリートビューより
立ち止まれ そして振り返る その時こそ救われるのです

かと言って、東進側から見たトンネルがどれだけ素敵なものだったのか!? 逆側より多少マシって感じでしょうかね。 ああ、ほんとどうでもいい拘りで済みません。 

ここへたどり着き、ホッとして振り返れば・・・ そこには北アルプス白馬連邦の雄大なパノラマが! そう、見えることは分かっていたんです、初体験の時でも。だって白馬側から登るんですから、その時点で山々の姿は見えるんですからね。 でも、その分を差っ引いてもやっぱり素晴らしい眺めなのです。

ダラダラと長い距離を登って、ダサいトンネルを抜けてパッと広がるパノラマも確かに感動が大きいでしょう。 でも分かり切っている(?)景色を、激坂にハアハアゼイゼイのあとに観る感動。  やっぱりどちらも素敵ですね。 じゃなかったら同じコースを何度も走るはずないですからね。

自転車バカってそう言う生き物なんでしょうね^^;


スポンサーサイト

ルール無用の悪党か

IMG_1640.jpg
※画像:Googleストリートビューより
スリルとスピード 当然どっちもスリリングに違いないのです

前回記事の続きです。
扇沢駅でしばし休憩。 そして後は下りあるのみ。 自転車乗りの楽しみでもあります。

目標ゴール地点の大町温泉郷まではおよそ11kmです。下り始めて2~3kmのところにきついヘアピンが二つあります。 いくらコンディションの良い道でもそこはスピードセーブ。 当然ですよね。ここでアクシデントあろうものなら先が楽しめません。

それでも深いバンク角でリーンインを決めながらコーナーを楽しむ。 ロードレーサーの下りでの楽しみは大いにスリリング。 これを楽しまずに何を楽しむ? ^^;

IMG_1639.jpg
※画像:Googleストリートビューより
ナチュラル絶叫マシーン! まさにカッ飛んでました

二つのヘアピンを抜けると、あとは殆どストレートな道。 しかも全てそこそこ下ってます。 ロード乗りのもう一つの楽しみとしては当然のことながらスピードです。 下りのストレートとなれば・・・ そう、速度記録に挑戦したくなる。

実はここで92km/hを出したことがあります。 後にも先にもこれが最高です。 私はエンジン付きの二輪車は乗りませんが、体感的にはエンジン付き二輪車のそれより速く感じるのかも知れません。 コワ~! 今思い起こすとマジそう思います。

そんなことより、これはれっきとした違法行為です。 今は自転車に乗りません。 だからと言ってはなんですが、もう20~30年以上前のこと。 なので時効ということで、どうかお許しください。

IMG_1642.jpg

ルール違反にもほどがある 今は懺悔あるのみ

登りでは死にそうに苦しみながら40分近くかかってたどり着く道も、下りは12分そこそこで終わってしまいます。 けっこう脚も回して下りますが、それにしてもあっけないものです。 お金を払ってのり絶叫マシーンだったらもっと虚しいですですよね^^

走りを楽しんだ後のお楽しみは温泉で汗を流す。 この日帰り温泉施設を知ったのは自転車のおかげ。 自転車と言う趣味がなかったら一生訪れることも無かったかも知れません。

ただ、ここを利用するときは自動車を使って来た時だけ。 この近くに車をパークして自転車を楽しんだ後にお風呂で汗を流すという事です。

実はそのあとにもう一つお楽しみが。 次ぐ近くの食堂で蕎麦を食べながらビールを一杯。
あ~! もう完全にアウト! この件につきましてもすでに時効を迎えております。 

今は自動車も自転車も乗らない生活です。 
なのでそういう場面もありません。 どうかお許し下さいませ。


○○の一つおぼえ

IMG_1579.jpg

拘って損し 拘らずに得したり

これは我がロードレーサーの3台目。フレームはパナソニック製のセミオーダー(シートサイズとトップサイズのみ寸法指定)です。(大人の事情で車名ロゴは“GanWell”になってますが)

今ではあまり一般的ではなくなったのかも知れませんが、今から30年ほど前まではサイクリストの多くがオーダーフレームに拘りました。私も初めて買ったロード(片倉シルク)は既製品でしたが、2台目はオーダーでした。

自転車と言うものは、凝れば凝るほど自分だけの一台が欲しくなるものです。ましてや乗り手の体格や走り方は千差万別。それに合わせた細かい寸法や角度を形にしたくなって当然です。

ところが、意外なことに既製フレームにちょっと乗って見たら、思いのほか軽く感じたりする事もあります。 一般的に言って、オーダーすれば既製同等品よりは高価になるのは当然。 なのに既製品の方がしっくりくる。

ああ、何という理不尽。
このマシンの時にそんな思いをしたりしました。 まあフルオーダーではなくセミオーダーというところが微妙だったりしますが^^

IMG_1578.jpg
※画像:Googleストリートビューより
どМなの?それともどSなのか サイクリストってヘンな人?

長野県大町市から西へ伸びる走りやすそうな道路。 そうです、あの黒部ダムへ向かう観光道路です。この道はもう数え切れないほど走っていましたが、なぜか飽きることはありませんでした。

大町温泉郷を起点とし、黒部ダムの関西電力専用道入口(扇沢駅)をゴールとすると、その距離およそ11キロメートル、標高差約800メートルです。これを一気に登りますから、それなりに厳しい道です。

ここで個人タイムトライアルするわけです。 苦しいけど楽しいんです。嬉しいのに死にそうな気分になれちゃうんですよね。 ああ、やっぱりヘンなヤツです^^

IMG_1584-002.jpg

何も待っていない 褒められるでもなし 何が楽しいの?

苦しみ限界のところでたどり着くのがこの扇沢駅。 標高1,433メートルと記されたモニュメントを見て、自己満足に浸るのがささやかな楽しみ。サイクリストって罪のない生き物なんですね^^

ロードレーサーでココまで来て、しかもロードレーサー然とした格好で、ましてやレーサーシューズのカツカツ音なんか響かせて観光と言う気にもなりません。 自販機のジュースで渇きを癒せば、あとは当然引き返すのみ。 まあ、これはこれで楽しいのです。 自転車乗りってそういう生き物なんですよね^^

ちなみに、ここから先は関西電力が運営する関電トロリーバス(とても武骨なスタイルとカラーリングですが個人的には大好きです)のみでの運行。 つまり、黒部ダム見学はこのバスでしか行けません。 そして、来年度からはトロリーバスの形態は廃止となり、電気バスでの運用となる予定だそうです。 ちょっと寂しいですね。



サイクリストあるある

IMG_1491.jpg
※画像:Googleストリートビューより
うれし恥ずかし 激坂登り

我が自転車キャリアの中で、長野県の峠越えはどれも印象的なものばかりです。
中でも、鬼無里村(現長野市)から戸隠へのアプローチ。 なかなかの厳しいコースです。

自転車を楽しみ始めてから、毎年の夏休暇には20シーズン近くは訪れていた場所です。
中でも大望峠へのコースは、最高の厳しさの激坂を味わう事の出来るサイクリスト垂涎のルートです。

何年前のことだったかははっきり思い出せませんが、この坂を仲間二人で攻めている最中でした。
時はお盆休み真っ最中。 そんなこともあり結構な数の車が我々の横をすり抜けて行きます。

その中の一台が、追い抜きざまに「頑張ってぇ~!」と声を掛けてくれました。こういう事ってサイクルイングやってる人なら何度かは経験があるのではないでしょうか。もちろん私もこの時が初めてではなかったと思います。

我々が峠に到着した時に、先ほどの車も大望峠の展望台で休憩していました。家族連れのドライブ旅行だったようです。その中の奥様と思しき女性は我々を見つけるや否や、「これ食べませんか」とトマトを差し出してくれました。

もちろん遠慮なく頂きました。乾いた喉にトマトの水分はサイコーに美味しかった。 そして、「こんな坂、自転車で登れちゃうのね」と、いたく感心されたのを覚えています。 まあサイクリストあるあるの一コマだとは思います。でも、旅先でのこういうふれあいって嬉しいもんですよね。

IMG_1493.jpg
※画像:Googleストリートビューより
どうにも逃げられない状況 それが困りモノ

サイクリストとして本気になればなるほど、激しい坂から逃げようとは思いません。むしろ進んでそちらへ向かいます。でもちょっと逃げ出したい場面もあったりします。

大望峠を後にして、しばらくするとまたもや激しい坂。 そう、そこは観光スポットとしても有名な戸隠神社に差し掛かります。そういう場所で休憩なんかしていると、またまた知らない人に声を掛けられたりします。

「おっ、兄ちゃんたち競輪選手!?」・・・  こうした問い掛けは大体が中年以上のオジサンからです^^ 
「いや、違いますよ^^;」 「こんな細いタイヤ、競輪だべ!?」  「いや、これはロードレース用で、競輪じゃないんですよね」 

実は、こういうやり取り、もう数え切れないくらいあったような気がします。 でも、近年のロードマシンはルックスがかなり特徴的になっているので、競輪とは間違えられないかも知れませんね。

でも、一昔前までは多くのロードサイクリストの皆さんが経験があるのではないでしょうか。
「競輪選手だろ!?」  「この自転車、いくらするの?高いんだろ?」  なんてね^^;



憧れの地へ

IMG_1424.jpg
※画像:Googleストリートビューより
憧れの信州の峠はここから始まった

新しく手に入れた『片倉シルク』のロードレーサーで、初の長距離ツーリングをしたのは、翌年の夏季休暇でした。
サイクリング専門誌「サイクルスポーツ」で知った峠道を含むルートです。

真夏の日差しは厳しかったのですが、下界とは違う空気の爽やかさを初めて知った時の爽快感は今でもはっきりと記憶しております。

そうそう、その峠は境峠と言います。標高1,486mは人生初の峠越えとして、本当に自分の脚で超えられるのかちょっと心配ではありました。(笑)

IMG_1422.jpg
※画像:Googleストリートビューより
リンコーこそ真の自転車旅 そんな思いもありました

自転車(サイクリング)を趣味とされている方ならご存知である輪行(りんこう)と言う手段。 これは列車で起点とする駅まで自転車を専用袋に入れて移動し、そこからツーリングを開始するというやり方です。

私の初めての信州自転車旅は、当然のことながらこのやり方でスタートしたのです。
写真はその時の起点となった藪原駅です。

40年前の当時はもっと寂れた感じが漂っていました。 その駅に降り立った時は、何となくその雰囲気に不安を感じたような記憶がありました。

それでも初の輪行旅に意気揚々。 
しかし、この駅の前でどれくらいの時間を掛けて自転車を組立てたのかも全く覚えておりません(笑)。

IMG_1423.jpg
※画像:Googleストリートビューより
時代は変わる 気持ちも変わる 良くあることです

走り出してしばらくすると、小さな白いカフェがありました。 腹が減っては・・・ という事で、この店で軽く腹ごしらえしたのを覚えています。

ただ、何を食べたのかは思い出せません。 でも、エアコンもない店内でしたがとても涼しく、「ああ、街とは違うんだ」という印象は良く覚えています。 そして、とてもオシャレな感じのお店に見えました。

ストリートビューには映っていますが(左側)、今でもお店は営業してみえるのでしょうか。
もしそうであれば、またいつかお邪魔したい気分です。 でもちょっと時代を感じてしまいますね。

IMG_1425.jpg
※画像:Googleストリートビューより
夢と現実 言いたくないけどちょっとそんな感じ?

標高差500m強を一気に登りました。まだまだ自転車初心者でしたが、途中で降りて押したりする事もなく峠に到着。
ご覧のように、正直あまり感動的な風景ではありません。眺望も全くないところでした。

まあ、ロード乗りなら景色なんて無用! と、カッコ付けて言いたいところですが(笑)。この旅は二泊三日の長丁場ということで、特に休憩することもなく先を急いでしましました。

ここを下ると松本市内方面と、女工哀史で知られる「野麦峠」へ向かう分岐点へ出ます。サイクリストとしてはとても興味深い場所でもありますが、この時の旅で私は松本方面へ向かったのです。

この先の事はまたの機会に記すことと致します。
お読みいただき、ありがとうございました。



プロフィール

ロードマンN

Author:ロードマンN
今はもう昔のように走れませんが、ロードレーサーにのめり込んだ日々を想い出しながら、当時走り回った道を紹介して行こうと思います。使用画像はGoogle mapからお借りしてます。

天気予報

-天気予報コム- -FC2-
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
12 | 2019/01 | 02
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
FC2拍手ランキング
ご訪問者数
オンタイム閲覧者数
現在の閲覧者数:
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR